オーストラリアで看護師になるメリットとは?ナースの種類についても解説

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オーストラリアで看護師になるメリットとは?ナースの種類についても解説

オーストラリアは、日本と同じく、世界でも有数の医療の発達した国です。

また、メディケアといって、オーストラリアの居住者や永住権を取得したひとが利用できる健康制度も整備されています。

今回は、オーストラリアで看護師になるメリットや資格の種類について確認していきたいと思います。

オーストラリアの看護資格の種類とは?

オーストラリアの「ナース」といわれる職業には主に次の3つがあります。

 

  • レジスタードナース(RN)
  • エンロールドナース(EN)
  • アシスタントナース(AIN)

 

それぞれ確認していきましょう。

レジスタードナース

レジスタードナースとは、日本における正看護師にあたる職業をいいます。

レジスタードナースになるためには、以下の3つの条件を満たす必要があります。

 

  • 看護資格を取得する
  • 英語力が一定程度あることを証明する
  • 正看護協会に登録する

 

オーストラリアでレジスタードナースの資格を得るためには、大学などの高等教育機関で看護学の学士課程を履修する必要があります。

オーストラリアの看護学の学士課程は3年です。

日本人の場合、最終学歴が高卒のときには、英語力や基本的な学習をする準備コースを履修する必要があるので、最短4年となります。

オーストラリアにある大学の43校中31校に看護学の学士課程のコースがあります。

エンロールドナース

オーストラリアにおけるエンロールドナースとは、日本の准看護師にあたる職業のことを指します。エンロールドナースになるためには、次の条件を満たす必要があります。

 

  • TAFE(専門学校)でコースを受けること
  • 一定程度の英語力があること
  • 正看護協会に登録すること

 

エンロールドナースになるにはオーストラリアのTAFEという専門学校で、「Diploma of Nursing」のコースを履修する必要があります。

アシスタントナース

アシスタントナースとは、レジスタードナースやエンロールドナースの補助をする看護助手のことを指します。

業務内容としては、高齢者介護施設での介護業務や病院での患者を介助する業務、測定業務などがあります。

アシスタントナースになるためには、TIFEという専門学校でアシスタントナースのコースの過程を修了する必要があります。

また、アシスタントコースの修了後の就労先は、基本的に介護施設になります。

病院で勤務したい場合には、「Certificate III in Health Services Assistance (Assisting in Nursing Work in Acute Care)」というコースも修了する必要があります。

オーストラリアで看護師になるメリット

オーストラリアでレジスタードナースになるメリットとして、主に次のようなものがあります。

 

  • 永住権を取得できる可能性がある
  • 給料が高い
  • 残業が少ない

 

それぞれ確認していきましょう。

永住権を取得できる可能性がある

オーストラリアでレジスタードナースになるメリットとして永住権を取得できる可能性がある点です。

「オーストラリアに永住するつもりはない」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、永住権を得ることで大きく2つのメリットがあります。

1つは、メディケアといって日本の国民健康保険にあたるものに加入できる点です。

オーストラリアに限らず、母国以外で診療や治療を受けた場合の医療費は非常に高額です。

そのため、メディケアに加入することは大きなメリットといって良いでしょう。

2つめは、所得税の税率が居住者のものが適用されるため税金が低くなる点です。

就労ビザなどによる非居住者の場合の税率は32.5パーセントと非常に高く、また非課税枠は設けられていません。

そのため、永住権を得られることは大きなメリットがあるといえます。

給料が高い

オーストラリアで看護師になるメリットとして、日本に比べ給料が高いことが考えられます。

レジスタードナースの平均年収は80,000から90,000オーストラリアドルといわれています。

日本円に換算すると、年収800万円から900万円です。

一方、日本の看護師の平均年収は、約500万円です。

税金の制度や物価などが異なるので、一概に比べられるものではありませんが、それでも大きな差があります。

残業が少ない

オーストラリアで看護師になるメリットとして、残業が少ない点があります。

日本の看護師は、残業時間は月平均で5.2時間といわれていますが、仕事を開始する前の情報収集にあたる時間や講習会などに関しては業務時間外とされていることが少なくありません。

つまり、サービス残業が多い傾向にあるのです。

一方オーストラリアの看護師は、基本的に定時で退勤することができます。

というのも、オーストラリアでは法律で労働時間が週38時間と決まっており、38時間を2時間超えると、元々の給料を2倍した残業代を支払わなくてはいけません。

このように極力残業をせずにすむためワークライフバランスを重視することができます。

看護師の仕事はひとの生死に関わる場面に立ち会う可能性のある仕事のため、残業が少ないということは精神を休める時間を多く取れることにつながるため大きなメリットといって良いでしょう。

まとめ

今回はオーストラリアで看護師として働くメリットや、ナースの種類などについて紹介していきました。

オーストラリアでレジスタードナースになることは、母国語を英語としない日本人だと難しいのではないかと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、アシスタントナースを取得して仕事をしながらステップアップして資格を取得する方も少なくありませんので、興味のある方は看護留学を検討してみても良いのではないでしょうか。