アシスタントナースとは?資格と取得方法について
オーストラリアでは、看護師の仕事は役割分担が進んでいます。
今回は、アシスタントナースになるたえの資格や取得方法について紹介していきたいと思います。
アシスタントナースとは?
アシスタントナースとは、ナース(看護師)という名称がついているものの、日本でいう介護士や介助士の役割を担っています。
病院の患者さんや高齢者介護施設に入所している方が自由にできない食事、排せつ、移動などをサポートする仕事です。
患者さんのバイタルサイン測定、意識レベル等の観察、症状観察、血糖測定などの業務もアシスタントナースの役割になります。
オーストラリアのアシスタントナースが人気な理由
オーストラリアのアシスタントナースが国内だけでなく、海外の人々にも人気な理由は、レジスタードナースと呼ばれる看護師よりも敷居が低い点があると考えられます。
アシスタントナースになるためには、TAFEといわれる公立の専門学校でアシスタントナースのコースを受講し修了する必要があります。
コースの修了までの期間は6か月程度と短いです。
コースが長期間にわたるとモチベーションを持続することが難しいですが、短期間に取得できるというのは魅力のひとつといえるでしょう。
また、アシスタントナースで求められる英語力は、レジスタードナースに比べ難易度が低いです。
アシスタントナースの入学条件はIELTS5.5といわれています。
また英語力が基準に達していなくても提携している語学学校の修了条件を満たすことで入学できる場合もあります。
アシスタントナースになるための授業内容
アシスタントナースになるための授業内容はどこの学校の専門コースを履修するかによって異なります。
とはいえ、週5日でみっちりやるというわけではなく、週3、4回のペースで1日の授業時間は4,5時間で設定しているところが多いです。
日本の大学のようにレポートの提出などもないため、アルバイトをしながらステップアップすることができます。
アシスタントナースのコースは2つある
アシスタントナースになるためには、専門学校やTAFEで「Certificate for Ⅲ」以上の資格を取得する必要があります。
またアシスタントナースには希望する就業場所によってコースが分かれていることもあります。
アシスタントナースは介護士や介助士の側面が強いため、高齢者介護施設で働くことが想定されています。
そのため、最終的にレジスタードナースを目指したいというときには、病院で働けるコースかどうかを確認しておくと良いと思います。
在学中にアシスタントナースとして働ける?
オーストラリアの病院などでアシスタントナースとして働くには、資格取得が必須です。
そのため在学中でアシスタントナースとして働くということは難しいです。
アシスタントナースとして働く場合の注意点
オーストラリアでアシスタントナースとして働きたいという方の多くは、看護学校や日本での看護師経験を持っていらっしゃるのではないでしょうか。
日本は、オーストラリアに並ぶ世界的にも有数の医療大国です。
そのため、ご自身の看護師としてのスキルに自信を持っていらっしゃる方も多いのではないかと思います。
しかし、日本の看護とオーストラリアの看護は大きく異なります。
オーストラリアにおけるアシスタントナースは基本的にレジスタードナースの指示のもと患者のケアを行う必要があります。
患者の状態が悪い場合にも、まずはレジスタードナースに報告、相談し、指示を仰いで処置を行います。
看護師の経験がある方の注意点として、アシスタントナースは自己判断できないということを頭に入れておくことです。
指示を仰ぐ立場ではなく、日本の看護師のようにある程度の裁量を持って働きたい場合には、アシスタントナースとして働きながらレジスタードナースに挑戦することを検討していてください。
また、日本の看護師でも同じかとは思いますが、アシスタントナースは周囲とのコミュニケーションが非常に重要となります。
医療現場においてコミュニケーションが不足すると、患者の命にかかわりかねない重大な事故につながる可能性もあるので注意しましょう。
まとめ
今回はアシスタントナースの仕事や資格の取り方などについて紹介していきました。
アシスタントナースは介護業界や医療現場において非常に重要な役割を果たします。
オーストラリアで看護師として働きたいと考えた場合、まずはアシスタントナースになることを検討してみてはいかがでしょうか。